田中やすのり板橋区議会議員の徒然草ブログ

板橋区自由民主党所属4期目。赤塚二中、成増小、成増すみれ幼稚園を経て、早稲田大学商学部を卒業。赤塚・成増地域を中心に区の課題解決に奮闘中。現在特に注力しているのは、認知症高齢者の行方不明問題、児童虐待防止、共働き夫婦が安心して預けられる保育所整備。NPO法人を設立し成年後見人として認知症高齢者の権利を守る活動も行っています。フットワーク軽く現場に直行しすぐ対応。困ったらすぐに連絡を田中やすのりまで。公式サイトは下記をクリック!https://www.tanaka-yasunori.jp/

コロナ渦での板橋区の予算、どうなる?

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☆コロナ渦での板橋区の予算、どうなる?☆

 

1/27に来年度(令和3年度)の予算案が発表となりました。一般会計の財政規模は、2,209億4,000万円。前年度で比較して約9億7,000万円減少となり、前年比では0.4%マイナスです。私が想定したよりはかなり少ない財政規模の減少にとどまったという印象です。

 

新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、区民の所得も減少しておりますし、固定資産税の落ち込みも大きいと想像できます。これらの影響で、特別区税 は10 億 3,100 万円の減少、東京都からの特別区交付金が 26億円の減少となりました。住民税は前年の所得に課税されることもあり、翌々年度(令和4年度)までその影響が及ぶことが想定できます。

さらに、地方法人課税の税制改正ふるさと納税による区の減収の影響もあったことと思います。

 

こうした厳しい状況を区は、財政調整基金から繰入により財源不足を凌ぐことになります。来年度は 64 億 3,300 万円を繰入が予算案と示されています。区は来年度について、「極めて厳しい財政状況となりました」と表現しています。

 

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64億円を全額繰り入れたとして、令和3年度末の財政調整基金の残高は「208億7000万円」。このままの財政状況が仮に続くと、来年度を合わせて数回しか予算が組めないことになります。

平成20年のリーマンショック時にも今回と同様に財政調整基金を大量に繰入れ、その危機を凌いできました。グラフから分かるように、3年後が財政調整基金の底となっており、回復基調まで数年間を要したことを確認できます。

 

これから本格的に始まる板橋区議会での予算審査では、中期的な視点から板橋区の財政状況と予算編成を見ていかないとなりません。

 

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板橋区議会議員 田中やすのり

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