田中やすのり板橋区議会議員の徒然草ブログ

板橋区自由民主党所属4期目。赤塚二中、成増小、成増すみれ幼稚園を経て、早稲田大学商学部を卒業。赤塚・成増地域を中心に区の課題解決に奮闘中。現在特に注力しているのは、認知症高齢者の行方不明問題、児童虐待防止、共働き夫婦が安心して預けられる保育所整備。NPO法人を設立し成年後見人として認知症高齢者の権利を守る活動も行っています。フットワーク軽く現場に直行しすぐ対応。困ったらすぐに連絡を田中やすのりまで。公式サイトは下記をクリック!https://www.tanaka-yasunori.jp/

【厚生労働省と意見交換】国民健康保険制度の保険料アップはもう限界に近い

厚生労働省と意見交換】国民健康保険制度の保険料アップはもう限界に近い

こんにちは、板橋区議会議員の田中やすのりです。

 

12/19に厚生労働省自民党板橋区議団の有志で訪問し、板橋区が保険者として行っている国民健康保険事業についての課題について意見交換の機会をいただきました。

 

板橋区でも国民健康保険の保険料は毎年少しずつ値上がりし、年間の上限額も引きあがっています。

令和4年度の保険料においては、所得割が0.16%下がったものの、均等割が2,900円アップしていました。令和5年度以降はどうなっていくのか、また国からの財政支援策はあるのかなど、ヒアリングをしながら、毎年上がり続けておりもう限界に近いと要望を伝えてきました。

 

また、この制度の運営維持していくために、板橋区をはじめ多くの自治体は一般会計から法定外の繰入を行い、赤字の補填も余儀なくされてきました。そのため、現在は東京都を財政運営の責任主体とすることで国保財政の安定を図り、一般会計からの法定外繰入金を計画的に削減していくことになっています。

 

板橋区では、この法定外繰入金の減少のために、収納率の向上や医療給付費の削減につながるための様々な取組みを積極的に行い努力を重ねています。

令和3年度にはこの法定外繰入金を実績値で約15.8億円まで削減を図ることができましたが、決して楽観できる状況ではありません。

ちなみに、この法定外繰入金は収入不足の補填のために投入されてきたわけですが、このことに対して、被保険者以外の住民に不足する保険料の負担をさせているとの厳しい指摘もあります。

日本の社会保障制度を抜本的に見直すための議論が必要で、国全体として持続可能な健康保険制度をどのように構築していくのかが今まさに問われているのではないかと感じています。抜本的な制度改正を期待したい。

 

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〜小さなことの積み重ねが必ず大きな成果に繋がる

板橋区議会議員 田中やすのり

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