田中やすのり板橋区議会議員の徒然草ブログ

板橋区自由民主党所属4期目。赤塚二中、成増小、成増すみれ幼稚園を経て、早稲田大学商学部を卒業。赤塚・成増地域を中心に区の課題解決に奮闘中。現在特に注力しているのは、認知症高齢者の行方不明問題、児童虐待防止、共働き夫婦が安心して預けられる保育所整備。NPO法人を設立し成年後見人として認知症高齢者の権利を守る活動も行っています。フットワーク軽く現場に直行しすぐ対応。困ったらすぐに連絡を田中やすのりまで。公式サイトは下記をクリック!https://www.tanaka-yasunori.jp/

【板橋区】住民税・所得割非課税世帯へ10万円、すべての中学3年生までの1人あたり2万円の臨時給付金が決定

板橋区】住民税・所得割非課税世帯へ10万円、すべての中学3年生までの1人あたり2万円の臨時給付金が決定

板橋区】住民税・所得割非課税世帯へ10万円、中学3年生まで一人2万円の臨時給付金

板橋区議会議員の田中やすのりです。

 

令和4年7月22日に板橋区議会の臨時会が開催。令和4年度の第2回目となる補正予算が上程され、企画総務委員会の審議を経て補正予算が成立しました。

今回の補正予算新型コロナウイルス感染拡大の長期化や物価高騰に伴う区民生活支援および地域経済対策などに必要な経費などが計上されたました。具体的な項目については下記に報告をしたいと思います。

 

1.いたばし子育て支援臨時給付金:約12億7500万円

物価高騰を受けて、区独自の臨時給付金として、区内のすべての中学3年生までの児童1人あたり2万円が給付されます。対象児童は約63,000人が予定されています。支給の対象となる方には、8月中旬に支給案内を発送し、9月上旬に入金の予定となっています。

 

2.いたばし生活支援臨時給付金:約9億9000万円

国の事業で行われた住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金(1世帯当たり10万円の現金給付)の対象とならなかった世帯に対して、区独自の施策として「いたばし生活支援臨時給付金」の支給をします。支給対象者は、令和4年度の住民税の均等割のみが課税されている方で、約9,000世帯が対象となります。給付額は、1世帯当たり10万円の現金給付となっています。

対象となる方には、10月上旬に申請書が発送され、早い方には10月下旬に初回の振り込みが予定されています。それ以降は月2回の振込を予定しているとのことです。

 

3.高校生等医療費助成準備:約2171万円

令和5年度4月から東京都が開始予定であるる高校生の医療費助成について、その準備ための経費が計上されました。システム改修や医療証送付のためなどに充てられます。ちなみに先月6月に、東京の23区でつくる特別区長会から、23区では所得制限や自己負担を設けず無償化を実現させる方針が示されていましたが、実施に向けて具体的に進んでいくこととなります。

ただ、令和5~7年度の最初の3年間については、都からの助成があるので、区としての負担はある程度は軽減されるのですが、令和8年度以降についての23区と都の費用負担については今後の協議の必要となっています。安定して継続した事業となるように願っているところです。

 

4.いたばしPayの拡充&プレミアム付き商品券事業:約3億7500万円

令和4年度の当初予算で計上されたデジタル通貨「いたばしPay」。当初は1万円購入するとプレミアムが2,000円分のデジタル通貨が付加される予定でしたが、今回の補正予算で、プレミアム分が3,000円と引き上げられました。1万円購入するとプレミアムが3,000円分付加され、13,000円分の利用が可能となります。1万円(プレミアムが付いて13,000円分)を15万セット販売される予定です。

また、今までも行ってきた紙の商品券である「プレミアム付き商品券」も追加で発行されることが決まりました。これも、プレミアムは同じ額の3,000円です。1万円(プレミアムが付いて13,000円分)を5万冊を用意される予定です。

 

★いたばしPayとは?

板橋区の商店街振興組合連合会がデジタル通貨を秋過ぎに事業のスタートを予定します。参加する店舗は、店頭にQRコードを掲げ、利用する区民は、それぞれの店舗の店頭に掲示されたQRコードスマートフォンなどで読み取るとキャッシュレス決済ができる仕組みです。プレミアム付デジタル地域通貨となっていて、1万3,000円分のデジタル地域通貨を1万円で購入できます。一人の購入できるセットは10セットまでで調整が進んでいるようです。この上限は変わる予定があります。

 

補正予算の具体的な内容は以上となります。今回の補正予算を組むにあたり、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時給付金などの財源が充当されますが、不足する部分には板橋区の財政調整基金を切り崩し、充てられることになります。その充当額は「約11億7,855万円」であり、今回の補正予算後の財政調整基金の残高は約234億円となります。

 

★財政調整基金とは?

地方公共団体が年度間の財源の変動に備えて積み立てる基金で、財源に余裕がある年度に積み立てておき、災害など必要やむを得ない理由で財源不足が生じた年度に活用するものとされています。

 

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板橋区議会議員 田中やすのり

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