田中やすのり板橋区議会議員の徒然草ブログ

板橋区自由民主党所属4期目。赤塚二中、成増小、成増すみれ幼稚園を経て、早稲田大学商学部を卒業。赤塚・成増地域を中心に区の課題解決に奮闘中。現在特に注力しているのは、認知症高齢者の行方不明問題、児童虐待防止、共働き夫婦が安心して預けられる保育所整備。NPO法人を設立し成年後見人として認知症高齢者の権利を守る活動も行っています。フットワーク軽く現場に直行しすぐ対応。困ったらすぐに連絡を田中やすのりまで。公式サイトは下記をクリック!https://www.tanaka-yasunori.jp/

【板橋区議会】いたばしPay(仮称)の実施を加速化させる、補正予算が成立

板橋区議会】いたばしPay(仮称)の実施を加速化させる、補正予算が成立

 

板橋区議会議員の田中やすのりです。

 

令和4年6月10日に板橋区議会の本会議が開かれ、今年度の初の補正予算が成立しました。新型コロナウイルス感染拡大や物価高騰に伴う緊急対策やウクライナ避難民支援など緊急かつ必要性の高い事業に要する経費についての補正予算となっています。主な項目については下記に報告をいたします。

 

1.いたばしPay(仮称)の加速化支援:約2億7500万円

令和4年度の当初予算で計上されたデジタル通貨「いたばしPay」(仮称)を活用したキャッシュレス決済推進事業について、円滑な導入および効率的な事業浸透・展開を図るため、販売セット数を増加します。1万円購入するとプレミアムが2,000円が付与されるデジタル通貨を、もともとは90,000セットだったものに追加して、今回の補正予算で60,000セットが追加されました。また、店舗には決済額の還元金があり、店舗にも経済的なメリットのある展開となっています。板橋区商店街連合会に加盟している店舗には、決済額の8%が還元されることなり、その分の追加の経費も計上されました。

 

★いたばしPayとは?

板橋区の商店街振興組合連合会がデジタル通貨を秋過ぎに事業のスタートを予定します。参加する店舗は、店頭にQRコードを掲げ、利用する区民は、それぞれの店舗の店頭に掲示されたQRコードスマートフォンなどで読み取るとキャッシュレス決済ができる仕組みです。プレミアム付デジタル地域通貨となっていて、1万2,000円分のデジタル地域通貨を1万円で購入できます。一人5セットまで購入することができます。

 

2.ウクライナ避難民支援プロジェクト:約1,000万円

ウクライナ避難民が安心して板橋区で生活できるように、支援拠点としてワンストップ窓口を開設し、各種の支援策のための経費が計上されました。支援策としては、音声翻訳機ポケトークの約70台貸与、通訳翻訳業務の拡充やウクライナ語の併記による情報発信支援などです。

6/6時点でのウクライナからの避難民は、9世帯17名で、1世帯(4人家族)に対しては住居の支援を行っています。

 

3.育児パッケージの上乗せ:約7,200万円

現在、妊婦面接を受けた方に、こども商品券1万円相当が配布されています。今回の補正予算では、これに加えてさらに、こども商品券を1万円相当を上乗せして配布を行います。こども商品券は、新型コロナの感染予防に必要な物品や育児用品の購入の他、一部のタクシー乗車の際の支払いにも利用できます。配布の対象者は、➀令和4年4月1日時点に妊娠中で板橋区の妊婦面接を受けた方、②令和4年度に板橋区の妊婦面接を受けた方です。

 

4.子育て世帯生活支援特別給付金:約8億5100万円

低所得の子育て世帯に対して、児童一人あたり5万円が支給されます。支給の対象は、➀低所得のひとり親世帯(児童扶養手当<令和4年4月分>)の受給者、新型コロナの影響を受けて家計が急変し、直近の収入が児童扶養手当の対象となる水準に下がった者など)、②その他の低所得者の子育て世帯(令和4年度分住民税均等割非課税の子育て世帯で令和4年4月分の児童手当または特別児童扶養手当の受給者、令和4年度分住民税均等割非課税の子育て世帯で高校生のみの養育世帯、新型コロナの影響を受けて家計が急変し、住民税均等割非課税となる水準に下がった者など)です。

低所得のひとり親世帯で児童扶養手当の受給者へは、6月中旬に通知を送付し、6月下旬に給付金の支払いの予定、その他の子育て世帯で住民税均等割非課税の方へは、6月下旬に通知を送付し、7月中旬に給付金の支払いの予定との報告を区より報告を受けています。今後の詳細は区からの情報発信を待ちたいと思います。

 

5.ハイブリッド型防災関連イベント「いたばし防災プラス・フェア」:約2,200万円

長期化するコロナ禍への対応として、ウィズコロナ・ポストコロナを見据えた取り組みとして、リアルとオンライン双方の環境を活用したハイブリッド型の防災関連イベントを実施する。楽しみながら防災知識が身につくイベントやVR・ARなどの最新のデジタルソフトウェアを使用した災害体験コンテンツなどを実施するリアルイベントと、クイズやゲーム形式などオンラインの特性を活かしたコンテンツなどを行るオンラインイベントの併用での展開を予定しています。

 

6.DX推進”加速化”プロジェクト:約600万円

DX戦略の推進が強く求められている中、デジタル化・オンライン化に係る各事業を展開し、DX推進を加速させる。地域センターの貸室や区民相談室にipadモバイルルーターを配置することで、区民相談やオンライン会議の拡大をしていきます。また、区が実施するイベントや講座をライブ配信ができるように、ライブストリーミング用のエンコーダーや映像配信用のカメラなどを拡充します。

 

7.子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)のキャッチアップ接種:約1億8,500円

令和4年から子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の定期接種の積極的勧奨が再開されることとなりました。勧奨を控えていた時期に接種機会を逃した者へのキャッチアップ接種を行う。また、自費で接種を受けていた者への償還払いを、時限的に実施することになったため、このために必要な経費が計上されました。対象者は、平成9年4月2日から平成18年4月1日生まれの女子で、約21,200人となっています。

 

8.学校給食にかかる飲用牛乳の購入:約6,500万円

区立小中学校における給食費の食材料費の高騰により、健全な給食会計の運用が困難となっており、令和4年度当初予算にて飲用牛乳1ヶ月相当額を公費で負担してきました。この度の補正予算では、さらに2ヶ月相当を公費負担して、区民負担を増やさないようにします。

 

補正予算の概要は以上になります。

 

本会議の終了後には、松田都議と、都立浮間公園に赴き、都立公園の「多面的な活用」に関する事業を視察しました。浮間公園の顔となる入口部分に、コメダ珈琲店が開業しており、その運営の仕組みについて現地での確認ができました。

板橋区立の公園にも、カフェを誘致して、公園の魅力を高め、多くの人が集うようにしていきたいと考えています。

 

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〜小さなことの積み重ねが必ず大きな成果に繋がる

板橋区議会議員 田中やすのり

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