【考察】新型コロナ感染者、23区ごとの推移はどうなっている?
☆【考察】新型コロナ感染者、23区ごとの推移はどうなっている?☆
4/7に緊急事態宣言が出されてから2週間が経過しました。宣言時には、「専門家の試算では、私たち全員が努力を重ね、人と人との接触機会を最低7割、極力8割削減することができれば、2週間後には感染者の増加をピークアウトさせ、減少に転じさせることができる」と呼びかけがありました。
本日22日に行われた専門家会議や新型コロナウイルス感染症対策本部において、今一度、行動を見直すことによる8割接触削減やゴールデンウィークにはビデオ通話を使用したオンライン帰省を行うなど外出自粛への協力のお願いがありました。引き続きの厳しい状況が予想されます。
そこで、本日は緊急事態宣言の出さる前の3/31から4/20までの23区ごとの10万人あたりの感染者数がどのように推移してきたかを見てみたいと思います。東京都が23区ごとの感染者の発表を始めた3/31、緊急事態宣言が出された4/7、現時点で分かる最新値の4/20を掲載いたしました。
※先日の区政報告会のネット配信をご覧なっていただいた方へ:感染数などの情報は新しくなっておりますが、傾向は先日の報告と変わりません。先にお伝えしておきます。
3/31
4/7
4/20
傾向としては、港区、新宿区や渋谷区などの都心区は高いリスクの状態を維持して今日まで推移が続いています。また、注意が必要なのは、都心区から始まった感染比率の高まりが、中野区、杉並区、台東区や豊島区へと広がり、ここ数日間はさらに周辺区での感染比率の高まりが目立ちます。ここには板橋区が含まれます。
また、日ごと推移をアップしましたので、ご覧いただければ傾向は一目瞭然に掴むことができます。また同時に、高い危機感を抱かざるを得ないと思います。