田中やすのり板橋区議会議員の徒然草ブログ

板橋区自由民主党所属4期目。赤塚二中、成増小、成増すみれ幼稚園を経て、早稲田大学商学部を卒業。赤塚・成増地域を中心に区の課題解決に奮闘中。現在特に注力しているのは、認知症高齢者の行方不明問題、児童虐待防止、共働き夫婦が安心して預けられる保育所整備。NPO法人を設立し成年後見人として認知症高齢者の権利を守る活動も行っています。フットワーク軽く現場に直行しすぐ対応。困ったらすぐに連絡を田中やすのりまで。公式サイトは下記をクリック!https://www.tanaka-yasunori.jp/

【板橋区】新型コロナのワクチン供給の遅れや滞りが発生。ワクチン不足の板橋区への影響は?

板橋区】新型コロナのワクチン供給の遅れや滞りが発生。ワクチン不足の板橋区への影響は?

 

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板橋区議会議員の田中やすのりです。

ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの供給が足りなくなってきていると連日報じられております。

すでに一部の地方自治体では、個別接種と集団接種の両方について、新たな予約を停止する対応をとるところがでてきています。

国から出てくる方針や情報に振り回されたながらも、急ピッチで接種体制をつくり、接種を進めてきた地方自治体。まさにはしごを外されたとの気持ちなのではないでしょうか。

板橋区においても、ワクチンの供給は滞ってしまうのか。板橋区の現状と今後についてお伝えいします。

 

板橋区のワクチンの在庫と供給

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 板橋区では、ファイザー製のワクチンの在庫は6月末で「72箱」と新たなに報告を受けました。

まずこの72箱についてイメージを持ってもらうために、何回分で何人分くらいかということについてお伝えします。計算すると、「84,240回分」で、一人2回接種とすると「42,120人分」となります。 

計算は、次のようになります。これはご参考まで。

1箱は195バイアルで、1バイアル6回接種の場合1,170回接種分となっています。

72箱を計算すると、72箱×195バイアル×6回接種=「84,240回分」となります。

1人当たり2回接種とすると、84,240回分÷2回接種=「42,120人分」です。

 次に、今後の確定している区への供給と医療機関への割り当てについてみてみたいと思います。

 7月の後半には、板橋区在庫は 33箱へとなってしまいます。

板橋区は 7月後半分として、 105箱必要で求めていたのですが、決定量は表にあるように「 35箱」。全国的な供給量の激減の影響が板橋区にも及んできていることが分かります。

板橋区によると、 8月以降はさらに供給が減少することが予想されるとのことです。想定の見込みでは、 25箱程度となるのではないかと見込んでいます。その一方で、医療機関からの発注数は高い水準が続いており、このままですと、 8月以降も医療機関への 80箱の配送が必要となる見込みです。

このままでは、区の在庫が尽きてしまう可能性が高く出てきております。

 

■かかりつけ医などでの個別接種について、新規予約の一時停止の可能性があります。

 このように今後のワクチン供給の減少が予想されることから、板橋区としては、かかりつけの医療機関などで行う個別接種の新規予約受付を一時的に停止せざるを得ない状況にあると考えています。

現在、そのための調整や準備にすでに入っているとのことでした。

板橋区医師会との協議などを経てからになりますが、区のホームページなどでも区民への告知がなされる予定です。詳しい内容については、詳細が固まり次第、私からもお伝えをしていきたいと考えています。

また、個別の医療機関ごとに、ポスターやビラを作成し、掲示してもらえるように、その準備も進められているようです。

区民に混乱が生じないように、区には丁寧な対応の準備をお願いしたいと思います。

さて。では、新規予約の再開はどうなっていくのか。とても気になるところです。

ワクチンの板橋区への供給は2週間ごとに割り当てが決まることとなっており、この決定を受けてから、今後は区からそれぞれの医療機関への割り当て数を決めていくこととなります。

そして、その割り当ての範囲内で、それぞれの医療機関で、予約の受付を再開してもらうことを予定しています。

医療機関にも新たに負担がかかってしまいまうね。これからも医師会や医療機関との綿密な連携が大切になります。今までも医療機関や医師会のご協力があって運営してきましたが、引き続きのご尽力をお願いいたいと感じております。医療関係者に改めて謝辞を述べたいと思います。

 

■集団接種会場での接種は、継続されます

 ワクチンの供給量が減るのに、集団接種会場での接種は大丈夫なのかとお感じになると思います。

板橋区では、ファイザー製ではなく、モデルナ製のワクチンの一定量を確保しており、これを集団接種に使用していくとの考えです。

7月以降順次、集団接種では、ファイザー製からモデルナ製へとワクチンが切り替わっていくということです。

今後しばらくは医療機関での個別接種の予約が取りにくい状況が予想されますので、集団接種への需要が高まります。

なお、ファイザー製からモデルナ製へとワクチンが切り替わりますので、打ち間違いなどが起きてはなりませんね。区に確認したところ、当然留意しているとのことですが、引き続き、万全の体制での運営をお願いしたいと思います。

集団接種については、下記の板橋区HPでその詳しい情報がすでに掲載されています。こちらをご覧ください。

https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kenko/kenshin/yobou/1030911/1033279/1033281.html

 

板橋区での接種人数と接種率

 最後に、板橋区での接種の進捗について報告したいと思います。

 

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65歳以上の方への接種率は、 1回目の接種では7割を超え、 2回接種を終えた方は約5割となりました。二人に一人は接種完了という状況まできています。

 

ただ、 64歳以下の方の接種率はまだまだであり、今後のワクチン供給の遅れがとても気になります。

接種を受けていない若者の感染拡大の懸念があり、国にはワクチンの確保なによりもお願いをしたいところです。

また、板橋区には、今後のワクチンの安定的に供給される見通しが立ったら、すぐに今までの接種体制を再開できるように準備をしておくことを求めていきたいです。

 

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板橋区議会議員 田中やすのり

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