田中やすのり板橋区議会議員の徒然草ブログ

板橋区自由民主党所属4期目。赤塚二中、成増小、成増すみれ幼稚園を経て、早稲田大学商学部を卒業。赤塚・成増地域を中心に区の課題解決に奮闘中。現在特に注力しているのは、認知症高齢者の行方不明問題、児童虐待防止、共働き夫婦が安心して預けられる保育所整備。NPO法人を設立し成年後見人として認知症高齢者の権利を守る活動も行っています。フットワーク軽く現場に直行しすぐ対応。困ったらすぐに連絡を田中やすのりまで。公式サイトは下記をクリック!https://www.tanaka-yasunori.jp/

板橋区一般会計補正予算(第2号)にどう対峙するべきか

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板橋区一般会計補正予算(第2号)にどう対峙するべきか☆

本日から本会議が招集され、その中で令和2年度板橋区一般会計補正予算(第2号)案が上程される予定です。
内容としては、売上高が20%以上減少している小規模事業者(従業員20名以下)への1か月あたり上限5万円(月額家賃の1/2以内)を上限とする「区独自の小規模事業者向け家賃支援」や児童育成手当の受給者であるひとり親家庭等に対する一人あたり3万円の「児童育成手当臨時特別給付金支給」などの緊急的な支援策です。また、国の「GIGAスクール構想」が進められることに伴う、区立小中学校全校における一人一台のタブレット端末整備と高速通信環境の整備への予算となっています。
補正予算は約30億円を超えるとても大型の補正予算ですが、上記の内容であればすぐに可決し、事業の実施へとつながていきたいと考えています。

ただ一点、判断に困る事業がこの補正予算に組み込まれています。緊急かつ必要性の高い事業として「こども動物園の改修工事等に要する経費」が計上され、その額は9,100万円にものぼります。

板橋区立こども動物園(本園)は現在、大規模改修を行っており、平成30年夏から長期の休園となっています。この令和2年夏ころには、ヤギの屋根での飼育展示なども含めて再整備が完了し、お披露目の予定となっていました。
このヤギの屋根での飼育展示のための屋根において、4月に引渡しを受けた後に数日で豪雨によって土が崩落する事態に陥りました。区はこのための補修して約7,800万円を、新型コロナの緊急対策が主な内容である補正予算に一つの項目として入れ込んできました。
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昨日、区議団の数名で現場の確認も行ってきましたが、この改修工事は必要でさらなる税金投入は許されるのか、施工監理も行った設計会社の設計ミスがあったのではないか、区はその設計の甘さの認識をしていたのではないかなど、しっかりと現場をみて確認をしなければならないことが多くあります。難しい判断や内容も含みますが、私どもの態度を示していきたいと思います。