「板橋区PCRセンター」について、健康福祉委員会にて質疑を行う
☆「板橋区PCRセンター」について、健康福祉委員会にて質疑を行う☆
【5/8から稼働が始まった「板橋区PCRセンター」について、質疑を経ての所感】
従来、保健所の新型コロナ受診相談窓口で受けていた相談は平均して一日120件程度であり、その内約30件以上を医師による診断である新型コロナ外来へと繋いでいました。このうち、軽症の方について医療機関での診察を経て、板橋区PCRセンターを紹介することとしており、約10~20件程度をこのPCRセンターで検査の実施が可能となります。新型コロナ外来を担ってきた感染診療協力医療機関の負担を軽減が図られ、重症・中等症の検査に注力できるよう期待できます。
PCRセンターは週2-3回の開設で1日あたり数時間ではあるが、区内の医療機関が行っているPCR検査と合わせれば、1日あたり100件程度の検査が可能となる予定であります。現時点での検査需要に応えるもとと判断でき、開設を評価できるものと考える。
また、板橋区が採用したPCRセンターは、旧区立小学校の校舎の一部を陰圧室とし、その整備された検査室で板橋区医師会の医師が検体の採取を行う方式です。地域の不安を取り除くためにもこうした方式を採られています。区の実態に即した検査体制と理解をしているところです。
なお、区民の方が、直接板橋区PCRセンターへ、連絡や申込みをすることはできませんのでご注意ください。保健所の新型コロナ受診相談窓口から対象者のかかりつけ医などの医療機関の診察を経ることとしており、医師がPCR検査が必要と認めた場合、委託先である板橋区医師会が紹介され、窓口へ電話して行う予約をする仕組みとなっています。
多くの区民はPCRセンターは必要な施設と理解できるが、周辺の地域住民にとっては迷惑施設。地域住民の感染などへの不安を払拭するためにも、PCRセンターへの来訪時の導線や車に限る来所手段の工夫など、安全性を高める対策に万全を期す必要があります。
【本日の審議内容について】
本日は上記のPCRセンターの他、継続審査となっていた陳情審査や区立福祉園の民営化の考え方(案)についても下記のとおり審議が行われました。
<陳情審査>
〇陳情第10号 板橋区において税金の有効活用となる受動喫煙防止策を講じることを求める陳情(受動喫煙防止策の件) 第1項 禁煙外来治療費助成の件:→引き続き、継続審査に
〇陳情第14号 高齢者の補聴器購入費用の補助制度を求める陳情:→引き続き、継続審査に
〇陳情第48号 「公共施設の配置検討(エリアマネジメント)」についての陳情(前野いこいの家の件):→引き続き、継続審査に
〇陳情第82号 高齢者のインフルエンザ予防ワクチン接種料金の無料化を求める陳情:→不採択に
〇陳情第55号 板橋区立障がい者総合福祉センター(仮称)の設置を求める陳情:→引き続き、継続審査に
<所管事項調査>
(1) 新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急対策の実施について
(2) 区立福祉園の民営化に関する考え方(案)について
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板橋区議会議員 田中やすのり
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