田中やすのり板橋区議会議員の徒然草ブログ

板橋区自由民主党所属4期目。赤塚二中、成増小、成増すみれ幼稚園を経て、早稲田大学商学部を卒業。赤塚・成増地域を中心に区の課題解決に奮闘中。現在特に注力しているのは、認知症高齢者の行方不明問題、児童虐待防止、共働き夫婦が安心して預けられる保育所整備。NPO法人を設立し成年後見人として認知症高齢者の権利を守る活動も行っています。フットワーク軽く現場に直行しすぐ対応。困ったらすぐに連絡を田中やすのりまで。公式サイトは下記をクリック!https://www.tanaka-yasunori.jp/

区長の施政方針への代表質問

☆区長の施政方針への代表質問☆
令和2年度の予算方針に対して、7日金曜日に各会派から代表質問が行われました。私どもの会派からの質問項目は下記をご覧ください。
新年度予算は板橋区にとって非常に厳しいものとなります。板橋区の歳入の3割を占め、屋台骨とも言えるのが、特別区交付金ですが、これが41億円の減収を予定しています。国による地方法人課税の税制改正の影響です。本来、税収格差の是正は、国から地方への税源移譲により地方税を拡充する中で行うべきであり、東京から税収を吸い上げ、地方に配分する国のやり方には疑問を持ちます。
さらに、ふるさと納税の影響もあり、令和元年の特別区税の減収分が17億円と追い打ちをかけます。令和2年にはこの金額を上回る見込みです。
しかし一方では、待ったなしの保育所待機児童対策のための私立保育所運営費や障がい者の自立支援給付費などの福祉費が約25憶円の増加を見込みます。こうした背景から、一般家庭に置き換えれば貯金とも言える、財政調整基金を50億円切り崩して歳入補填に充てる措置を取ります。
令和2年度予算は明らかに財源不足となりました。収支均衡型の予算とはならず、大きな基金の取り崩しで台所事情を賄います。障がい者自立支援給付費や保育所運営費など、どうしても追加の増額が必要となる財源があるのであれば、それを補うために既存事業の見直しが求められたはずだったのではないかと感じています。もしかしたら今まで拡大傾向を続けてきた板橋区の歳入はすでに今年度(令和元年度)がピークとなり、新年度からは潮目が変わり、減少トレンドに入るかもしれません。持続可能な財政を作っていくことは私ども議会の一つの大きな責任でもあります。
私のこうした心配が、予想としては外れることを祈りながら、今後の議会審議に臨んでいきます。明日は、予算審査特別委員会の健康福祉分科会が予定されており、私も質疑を行います。
<代表質問項目(自民党)>
1.四期目における区長の施政方針について
2.予算編成方針について
3.財政の見通しについて
4.施策推進の4つのターゲットについて
5.各主要施策について
(1)地震、都市型水害と台風に負けない対策について
(2)オリンピック・パラリンピック競技大会機運醸成について
(3)受動喫煙対策について
(4)中小企業への支援対策について
(5)シェアサイクルの社会実験について
(6)赤塚地域の観光振興について
(7)高島平のグランドデザインについて
6.教育委員会について
※画像はチケット販売が延期になってしまった板橋花火大会の展示。コロナの収束が期待されます。

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Think globally Act locally
〜小さなことの積み重ねが必ず大きな成果に繋がる
板橋区議会議員 田中やすのり
↓ 動画「私は、走り続けます!」↓
https://www.youtube.com/watch?v=hdBzWEjM7Ps