田中やすのり板橋区議会議員の徒然草ブログ

板橋区自由民主党所属4期目。赤塚二中、成増小、成増すみれ幼稚園を経て、早稲田大学商学部を卒業。赤塚・成増地域を中心に区の課題解決に奮闘中。現在特に注力しているのは、認知症高齢者の行方不明問題、児童虐待防止、共働き夫婦が安心して預けられる保育所整備。NPO法人を設立し成年後見人として認知症高齢者の権利を守る活動も行っています。フットワーク軽く現場に直行しすぐ対応。困ったらすぐに連絡を田中やすのりまで。公式サイトは下記をクリック!https://www.tanaka-yasunori.jp/

引き続きの健康福祉委員会でした

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☆引き続きの健康福祉委員会でした☆
18日に引き続き、20日も健康福祉委員会。下記の三つの報告事項についての質疑が行われました。いのちを支える地域づくり計画は、いわゆる自死、自殺対策の計画です。自死、自殺対策はこれをすれば、自死、自殺を明らかに減らすことができるという施策を作ることができました。自死、自殺に至る要因は複雑に絡み合い、その状況も一人ひとり様々だからです。しかし、板橋区内において、自死、自殺に至ってしまうことが多いケースを把握することができています。今回の計画では、重点的な施策を届ける層として、生活困窮に陥っている方と中高年男性で引きこもり状態となっている方を設定しました。今までの計画に比べれば、施策の方向性が明確になってきました。こうした層にいかにアプローチすることができるか、ここに施策の成否がかかっているといってもの過言ではありません。区が既に行っている施策を、自死、自殺に至る方を早期にキャッチする手段として活用し、地域全体で支える仕組みやうつ状態の方を精神医療に繋げる体制づくりが求められています。
持ち越し、そして持ち越しとなってきた発達障がい者支援センターが2020年11月頃を予定に向原三丁目に開設となります。16歳以上の方が対象で成人の方への支援が正式に始まることになります。職員体制は社会福祉士精神保健福祉士などの専門職員4名でスタートしますが、人員の拡充や適切な配置については今後も議論をしていかなければなりません。また、開催日は火曜日から土曜日の10時~18時となりましたが、運営をしてみて改善が必要であれば、こちらも議会でも議論が必要な事項と認識をしております。発達障がいのある方とそのご家族への総合的な支援ができる拠点となるように願っております。
健康福祉委員会関係組織改正についても報告があり、健康いきがい部においては母子保健係や受動喫煙対策推進係が設置されます。受動喫煙対策推進係は3年間の時限措置とのこと。区の資源循環推進課や土木部の関連課とも連携して、駅前の受動喫煙対策を進めなければなりません。特に成増南口の公衆喫煙所の受動喫煙の環境は劣悪なものがあります。喫煙する方も、喫煙しない方もお互いに不快にならずに、共存できる環境づくりが行政には求められています。
<報告事項>
(1)「板橋区いのちを支える地域づくり計画2022」について
(2)板橋区発達障がい者支援センターについて
(3)健康福祉委員会関係組織改正について
また、夕方には前都議会議員の河野ゆうきさんが事務局長を務める日本障害者就労支援事業所協会の総会に参加しました。報酬改定と今後の就労系サービスについてや障がい者の遠隔地雇用についての講演や説明を聞くことができました。先日、板橋区補正予算審議でも、障がい者の自立支援給費が約2憶円も減額補正となっておりました。その大きな要因は、就労支援事業所が行っている就労定着の事業の実績が少なかったことでした。事業所の代表の方とお話をすると、定着事業に対する単価が低いため、採算も合わずやりたいのだけれど、やり切れていないという実態も確認するこ
とができました。報酬改定は国が行いますが、時には区としては必要な事業に予算をつけ、国を動かしていくんだといった気概も必要なのではと感じました。板橋区予算の審議において、テーマとして取り上げていきます。

Think globally Act locally
〜小さなことの積み重ねが必ず大きな成果に繋がる
板橋区議会議員 田中やすのり
↓ 動画「私は、走り続けます!」↓
https://www.youtube.com/watch?v=hdBzWEjM7Ps